「一度も掃除したことのないゴミ屋敷だけど、生活できているから大丈夫・・・!」
そんな風に思っている方はいらっしゃいませんか?
確かに、たとえゴミ屋敷でも、わずかなスペースで生活していくことはできます。
しかし、整頓されていない汚い部屋は、見た目が悪いだけでなく、私たちの健康に悪い影響を与えているのです。
今回は、汚い部屋が私たちの健康に与える悪影響についてご紹介します。
□『ゴミ屋敷』ってどんな部屋?
そもそも『ゴミ屋敷』とはどんな部屋のことを指すのでしょうか?
『ゴミ屋敷』というのは、ただ物が乱雑に散らかっている部屋のことを指すのではありません。
足の踏み場もないほどに物やゴミで溢れかえっていて、まったく掃除をしていないような部屋のことを指します。
『ゴミ屋敷』で生活している方の中には、毎晩ゴミに埋もれて眠ることを余儀なくされるほど、ゴミに生活スペースを圧迫されている方もいらっしゃるようです。
□『ゴミ屋敷』があなたの健康に与える悪影響
*アレルギー発症の原因になる
きれいに整頓されている部屋なら、はたきで積もったほこりを落とした後に掃除機で吸うだけでも、ハウスダストを掃除することができます。
しかし、ゴミ屋敷の場合はどうでしょうか。
大量のゴミとゴミの間にたまっているハウスダストを完璧に掃除することは、極めて面倒で難しいことです。
物が多ければ多いほど、ハウスダストは掃除されることなく溜まっていくのです。
ハウスダストに常に囲まれていると、ハウスダストにアレルギー反応を抱える確率が、通常よりぐんと高くなってしまいます。
*精神的な疾患の要因になる
「特に必要じゃないような物を集めることがやめられない」
「ゴミだらけでも不快に思わない」
そのように感じて部屋をゴミ屋敷にしてしまう人がいます。
そうした考え方は、統合失調症やうつ病などの精神疾患の症状であるかもしれません。
つまり、精神的な疾患があるためにゴミ屋敷になってしまうという方もいらっしゃるのです。
しかし、その逆のパターンも十分に考えられます。
つまり、ゴミがたまっていくにつれて精神的にしんどくなっていく可能性があるということです。
想像してみてください。
仕事から疲れて帰ってきても、家がゴミだらけでくつろげる空間がなかったら、24時間ストレスを感じて生活することになるかもしれません。
キッチンがゴミで埋もれて見えなくなってしまえば、自炊をする気がなくなり、一定の限度を超えて部屋が汚くなれば、片付けようという気も起らなくなってしまうでしょう。
自分の手に負えないレベルまでゴミがたまってしまったら、健康的な生活を放棄してしまいたくなると思いませんか?
実はこうした状態は、『セルフネグレクト』という、うつ病に似た精神疾患なのです。
このように部屋がゴミ屋敷になると、それが原因で精神疾患に陥ってしまう危険性があります。
□最後に
今回は、汚い部屋が私たちの健康に与える影響についてご紹介しました。
「部屋がゴミ屋敷でも平気。」
と思っている方は要注意です。
部屋をきれいに保つことは、あなたの心と身体の健康につながっていることを忘れないでください。
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