発泡スチロールは、食品トレーや家電の梱包材など、私たちの生活において様々な場面で利用されています。
しかし、その軽くて扱いやすい反面、かさばるため処分に困ってしまうことも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな発泡スチロールの処分方法を6つ紹介し、それぞれの方法の特徴や注意点、さらに適切な処理方法を選ぶための情報を提供することで、安心して処分できるようサポートします。
□発泡スチロールの処分方法6選
発泡スチロールの処分方法は、大きく分けて以下の6つがあります。
1: 自治体のゴミ収集に出す
発泡スチロールは、一般的に燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミのいずれかに分類されます。
自治体によって分類が異なるため、事前に確認が必要です。
2: スーパーなどの回収ボックスへ持っていく
スーパーやコンビニなどの店頭に設置されている回収ボックスに、発泡スチロール製の食品トレーなどを持ち込むことができます。
ただし、回収できるトレーの種類や洗浄の有無、サイズ制限など、回収ボックスによってルールが異なるため、事前に確認が必要です。
3: 家電を購入した店舗に引き取ってもらう
家電を購入した際に梱包材として使用されていた発泡スチロールは、購入した店舗に持ち込むことで引き取ってもらえる場合があります。
家電製品によっては、購入した店舗以外でも引き取りに応じてくれる場合があります。
4: 地域のゴミ処理場に持ち込む
自治体のゴミ収集に出す方法以外に、地域に設置されているゴミ処理場に直接持ち込む方法もあります。
ゴミ処理場では、発泡スチロールを専門的に処理してくれるため、適切な処分方法を相談できます。
5: 不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者に依頼することで、発泡スチロールを含む様々な不用品をまとめて引き取ってもらうことができます。
ただし、回収費用が発生する点に注意が必要です。
6: 買い取り業者に売る
発泡スチロールは、古紙や古着などと同じように、買い取り業者に売却できる場合があります。
特に、未使用で状態の良い発泡スチロールは高値で買い取ってもらえる可能性があります。
□発泡スチロールを捨てる際の注意点
発泡スチロールは、処分する際にいくつか注意すべき点があります。
以下に、具体的な注意点と安全な処理方法について解説します。
1: 飛散防止対策
発泡スチロールは、切断したり、圧縮したりする際に細かい破片が飛び散ることがあります。
そのため、作業を行う際には、以下の対策を行うようにしましょう。
・発泡スチロールを濡らして静電気をおさえる
発泡スチロールは、静電気を帯びやすく、これが破片の飛び散りを助長することがあります。
水をスプレーなどでかけて静電気を抑えれば、飛散を防ぐことができます。
・回収用のごみ袋の中で発泡スチロールを割る
発泡スチロールを割る際は、回収用のごみ袋に入れておくと、破片が飛び散るのを防ぐことができます。
2: 古紙への混入
発泡スチロールはプラスチック製品であり、古紙とは異なる素材です。
古紙に発泡スチロールを混ぜてしまうと、リサイクルが妨げられてしまうため、絶対に避けなければなりません。
3: 有機溶剤による溶解
発泡スチロールは、灯油などの有機溶剤に溶けますが、この方法は危険なため絶対に避けましょう。
発泡スチロールを有機溶剤に溶解させると、引火や有害物質が発生する恐れがあります。
□まとめ
発泡スチロールの処分方法は、自治体のゴミ収集に出す、スーパーなどの回収ボックスへ持っていく、家電を購入した店舗に引き取ってもらう、地域のゴミ処理場に持ち込む、不用品回収業者に引き取ってもらう、買い取り業者に売るなど、様々な方法があります。
処分方法を選ぶ際には、それぞれの方法の特徴や注意点、さらに適切な処理方法を事前に確認するようにしましょう。
飛散防止対策、古紙への混入、有機溶剤による溶解など、安全に配慮した処理方法を実践することで、安心して発泡スチロールを処分することができます。
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