冷蔵庫は、家電リサイクル法で家電リサイクル対象物に定められています。
そのため、冷蔵庫の処分には、リサイクル料金がかかってしまうのです。
今回は、冷蔵庫の処分の準備についてと処分方法について解説します。
引っ越しのタイミングで冷蔵庫を処分したい方はぜひ参考にしてください。
□冷蔵庫を処分する前の大切な準備
冷蔵庫の処分前には、「霧取り」と「水抜き」の作業が必要です。
霜取りは冷凍庫内の霜を取ることで、水抜きは霜取り後の溶け出した蒸発皿にたまった水を捨てることです。
冷蔵庫の運搬中に水がこぼれると、床がぬれて滑りやすくなり、事故の原因になる可能性があります。
また、水分が冷蔵庫内部に残っていると、冷蔵庫の故障を招くかもしれません。
霜取りと水抜きをするために、まず冷蔵庫を運ぶ24時間前に冷蔵庫のコンセントを抜きます。
冷凍庫内の霧が溶けて蒸発皿にたまるのを待ち、たまった水を捨てれば、作業は終わりです。
最近の冷蔵庫には自動霜取り機能がついているものもありますが、処分する前には水抜きと霧取りが必要です。
□冷蔵庫の処分方法とは?
冷蔵庫の処分方法は1つではありません。
今回は具体例を4つ見ていきましょう。
1.家電量販店に引き取ってもらう
新しい冷蔵庫を買う際に古い冷蔵庫を引き取ってくれるサービスをしている家電量販店があります。
引き取りの料金は冷蔵庫の大きさによって違うので、家電量販店で確かめましょう。
2.指定場所に持ち込む
リサイクルセンターや指定の引き取り所に直接冷蔵庫を持ち込む方法であれば、運送費用はかかりませんが、運搬の手間がかかります。
自治体によっては、自宅まで回収に来てくれることもあるので、その点や持ち運び場所を自治体に問い合わせてください。
3.不用品回収業者に依頼する
不用品を回収する業者に依頼する方法であれば、家に引き取りに来てくれるため、運送の手間がかかりません。
当社は、品物1点から回収いたしますので、お気軽にご相談ください。
4.ネットオークションで販売する
見た目がきれいな冷蔵庫や新しいモデルの冷蔵庫は、ネットオークションで販売することで利益が得られる可能性があります。
ただし、出品や発送の手間がかかることに注意しましょう。
□まとめ
今回は、4つの冷蔵庫の処分方法を解説しました。
どの方法が自分に合っているかを考え、冷蔵庫を処分しましょう。
また、冷蔵庫を処分する際は、霧取りと水抜きの作業を忘れずにしましょう。
特にネットオークションで販売する際に霧取りと水抜きをしていないと、配送中に冷蔵庫が故障してしまう可能性があります。
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