遺品整理とは、故人様が遺された遺品を整理し、ご家族の間で分配したり処分したりすることをいいます。
いざ遺品整理をする必要があるという状況になったとき、どこまで捨てたら良いのか悩まれる方は多いでしょう。
そこで今回は、遺品整理で捨ててはいけないものと遺品を処分するかどうかの判断基準について解説します。
□遺品整理で捨ててはいけないものについて
まず、遺品整理をする上で捨ててはいけないものについてご紹介します。
1つ目は、遺言書です。
遺言書は、相続関係で法的な効力があるため、遺品整理で最も大事なものです。
2つ目は、通帳や印鑑です。
通帳や印鑑を捨ててしまった場合、ご家族の方や相続人となる方であっても、手続きが進められない状態になることがあります。
3つ目は、身分証明書です。
身分証明書とは、運転免許証や健康保険証、パスポートなどのことを指します。
これらは、それぞれ指定の機関や役所に返却する必要があるため、捨てずにしっかりと保管しておくようにしましょう。
4つ目は、鍵です。
家や自動車を売却するときに必要となるため、家の鍵や自動車の鍵は、捨てずにきちんと保管しておくようにしましょう。
5つ目は、返却しなければならないものです。
家の中にレンタル品やレース品がある場合は、必ず返却するようにしましょう。
6つ目は、デジタルな遺品です。
デジタルな遺品とは、パソコンやスマートフォンの中にあるデータのことを指します。
7つ目は、故人様との思い出があるものです。
ご家族の間でご相談していただいた上で、故人様との思い出の品は一部だけでも残しておいた方が良いでしょう。
□処分するかどうかの判断基準について
上記では、遺品整理をする上で捨ててはいけないものについて解説しました。
しかし、遺品整理を進める中で、処分した方が良いのかあるいはしない方が良いのか、判断しかねる場合があるでしょう。
そこで次は、処分するかどうかの判断基準について大きく2つに分けてご紹介します。
1つ目の判断基準は、明らかに処分して良いものであるかどうかを決めることです。
効率的に遺品整理を進めるためには、明らかに処分して良いものとそうでないものの2つに大きく分けた上で、さらに細分化して仕分けしていくと良いです。
2つ目の判断基準は、遺品整理前に資産性のある遺品の分配を決めておくことです。
遺された資産をどう取り扱っていくかについて、ご家族の方や相続人となる方の間で遺品整理前に資産性のある遺品の分配をあらかじめ決めておくことが大切です。
□まとめ
遺品整理は、ご家族の方々のお気持ちの整理がつかず手を付けられなかったり、遺品の量が多くて判別や運び出しが困難だったりするといった状況も考えられます。
当社では、ご家族とご相談の上しっかりと分別を行い迅速に整理いたしますので、安心してお任せ下さい。
名古屋で遺品整理でお困りの際はお気軽にご相談ください。
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