ゴミ屋敷、どうすれば片付けられるのか…。
そんな悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。
散らかった部屋は、心にも重くのしかかります。
でも、諦めないでください。
今回は、ゴミ屋敷の片付け方を、自分でやる場合と業者に依頼する場合の2つのパターンで解説します。
それぞれのメリット・デメリット、具体的な手順、そして費用についてもご紹介します。
一歩ずつ進めていけば、必ずキレイな部屋を取り戻せます。
ゴミ屋敷片付けを始める前に知っておくべきこと
自分で片付けるか業者に依頼するか判断基準
ゴミ屋敷の片付けを自分で行うか、業者に依頼するかは、いくつかの要素によって判断する必要があります。
まず、部屋の広さ、ゴミの量、そして水回りの状態を確認しましょう。
3DK以内で、天井までゴミが積み上がっていない、水回りが使用可能な状態であれば、自分で片付けることも可能です。
しかし、それ以上の広さやゴミの量、使用できない水回りなどがある場合は、業者に依頼した方が効率的で安全です。
また、精神的な負担や時間的な制約も考慮しましょう。
自分で片付けるには相当な時間と労力が必要になります。
体力に自信がない、時間がない、精神的に余裕がない場合は、業者に依頼することをおすすめします。
腐敗物や害虫の発生も重要な判断基準です。
これらが見られる場合は、専門業者による消毒・清掃が必要となるため、業者への依頼が適切です。
片付けに必要な準備と道具
片付けを始める前に、必要な道具を準備しましょう。
まず、90Lのゴミ袋を十分な数用意します。
45Lでは容量が足りず、作業効率が悪くなってしまいます。
段ボールも必要です。
残す物を仕分けするために使用します。
サイズは、3辺の合計が100~120cm程度のものが扱いやすいでしょう。
そして、厚手の皮手袋は必須です。
ガラスや陶器の破片などで怪我をするリスクを減らすためです。
マスクも忘れずに。
ホコリや臭いから身を守るために着用しましょう。
さらに、ガラスや陶器の処分に便利な土嚢袋も用意しておくと安心です。
これらの道具は、ホームセンターなどで簡単に購入できます。
費用も1万円程度で済むでしょう。
もし自分でゴミを処分場に持ち込む場合は、軽トラックや2tトラックのレンタルも検討しましょう。
普通車ではゴミを運ぶのが困難です。
レンタカー会社でオートマチックのトラックを借りることも可能です。
ゴミ屋敷の片付けを自力で解決するための5つのステップ
徹底的なゴミの仕分けと分別
まず、ゴミを「捨てる」「残す」「保留」の3種類に仕分けます。
「捨てる」ものは、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなどに分別します。
分別が難しいものは「保留」にして、後で改めて判断しましょう。
「残す」ものは、必要なものだけ厳選します。
迷った時は、1年以上使っていないものは捨てるという基準を設けるのも有効です。
安全にゴミを処分する方法
ゴミの処分方法は、自治体によって異なります。
事前に最寄りのクリーンセンターに電話で確認しましょう。
収集日や分別方法、持ち込み方法などを確認し、ルールを守って処分することが大切です。
粗大ゴミは、自治体の指定方法に従って処分する必要があります。
清掃と消毒作業
ゴミを処分したら、徹底的な清掃と消毒を行います。
床や壁、家具などを丁寧に掃除し、漂白剤や消毒液を使って除菌しましょう。
特に、生ごみがあった場所などは念入りに清掃・消毒することが重要です。
悪臭が気になる場合は、重曹や消臭スプレーなどを活用しましょう。
再発防止策と維持方法
ゴミ屋敷を再発させないためには、物を増やさない工夫が必要です。
不要なものはすぐに処分し、必要なものは定位置を決めて収納しましょう。
定期的な掃除も欠かせません。
小さな汚れやゴミは、こまめに片付けることで、ゴミ屋敷化を防ぐことができます。
業者に依頼するメリットデメリットと選び方
業者選びのポイント
業者を選ぶ際には、いくつかのポイントに注意しましょう。
まずは、料金体系やサービス内容をしっかり確認します。
依頼前にしっかりと見積もりを取りましょう。
費用相場と契約内容の確認
ゴミ屋敷清掃の費用は、部屋の広さやゴミの量、作業内容によって大きく異なります。
相場は数万円から数十万円と幅広いです。
契約前に、料金明細や作業内容、キャンセルポリシーなどを確認し、不明な点は質問しましょう。
契約書は必ず書面で交わし、内容をしっかり理解した上で契約しましょう。
まとめ
ゴミ屋敷の片付けは、自分で行うか業者に依頼するか、状況に応じて選択することが重要です。
自分で行う場合は、計画性と体力、時間が必要です。
業者に依頼する場合は、費用や業者選びが重要になります。
どちらの方法を選択するにしても、まずは現状を把握し、適切な計画を立てて、一歩ずつ作業を進めていきましょう。
大切なのは、キレイな部屋を取り戻すという目標を持ち、諦めずに取り組むことです。
そして、再発防止策を講じることで、快適な生活空間を維持しましょう。
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