自転車のカスタマイズや修理を楽しんだ後、手元に残る古いパーツの扱いに困ることは少なくありません。
タイヤのようなゴム製品から、チェーンなどの金属製品、さらにはフレームのような大きなものまで、素材やサイズがバラバラだからです。
そのまま部屋の隅に積み上げていると、スペースを圧迫し、いざ処分しようと思った時には分別の手間が大きな壁となって立ちはだかります。
自治体のルールに従ってゴミとして出すべきか、それとも価値あるものとして手放すべきか、迷うこともあるでしょう。
ここでは、自転車パーツの適切な処分方法について、素材ごとの分別ルールや売却の判断基準を解説します。
自治体の分別ルールに基づきゴミとして行う自転車パーツ処分
タイヤやサドルなどのゴム・プラスチック製品は可燃または不燃ゴミに分類する
タイヤ、チューブ、グリップ、サドルといったパーツは、主にゴムやプラスチック、スポンジなどで構成されています。
これらは多くの自治体で「可燃ゴミ」として扱われることが一般的ですが、地域によっては「不燃ゴミ」に指定されている場合もあるため確認が欠かせません。
また、そのままのサイズではゴミ袋に入らない場合や、自治体が定める規定サイズ(例えば30cmや50cmなど)を超えてしまうことがあります。
その際は、ハサミやカッター、ノコギリなどを使用して規定内の大きさに切断する必要があります。
サドルに関しては、座面の下に金属のレールやバネがついていることが多く、分解が困難な場合はそのまま不燃ゴミとなるケースが多いようです。
自治体ごとのゴミ出しパンフレットやウェブサイトで、「複合素材」の扱いを事前にチェックしておきましょう。
チェーンやペダルなどの小型金属パーツは不燃ゴミや金属ゴミとして扱う
チェーン、スプロケット(ギア)、ペダル、ブレーキ本体、ボルト類などの金属製品は、基本的に「不燃ゴミ」や「金属ゴミ」、「資源ゴミ」などに分類されます。
これらは非常に硬く、個別に分解することはできても切断して小さくすることは容易ではありません。
そのため、指定のゴミ袋に入る大きさであれば、そのまま金属類の収集日に出します。
注意点として、チェーンやギアには油汚れが付着していることが多いため、収集作業員や集積所を汚さないよう、ウエスや新聞紙で油を拭き取ってから袋に入れる配慮が必要です。
また、ギアの歯などで袋が破けたり、作業員が怪我をしたりしないよう、鋭利な部分は厚紙やガムテープで養生しておくと安全です。
フレームやホイールなど指定サイズを超える大型パーツは粗大ゴミを手配する
自転車のフレームやホイール、切断していないハンドルバーなどは、多くの自治体で通常のゴミ収集に出せるサイズの上限を超えています。
一辺の長さが30cmあるいは50cmを超えるものは「粗大ゴミ」としての処理が必要です。
粗大ゴミを出すには、事前に自治体の粗大ゴミ受付センターへ電話やインターネットで申し込みを行い、品目に応じた手数料(処理券の購入など)を支払う必要があります。
申し込み時に指定された収集日と場所にパーツを出すことになりますが、フレームなどは素材に関わらず「自転車」としての品目で扱われることもあるため、申請時の品目選びには注意しましょう。
分解して小さく切断できれば不燃ゴミとして出せる場合もありますが、専用工具が必要で労力もかかるため、粗大ゴミとして回収を依頼するのが現実的です。
捨てる前に検討すべき買取サービスや回収業者によるパーツ処分
有名ブランドや状態の良いパーツは自転車専門店に査定を依頼し売却する
ゴミとして処分する前に、そのパーツに市場価値があるかどうかを確認することをお勧めします。
シマノ(Shimano)やカンパニョーロ(Campagnolo)といった有名メーカーのコンポーネントや、人気ブランドのフレーム、ホイールなどは、中古市場でも高い需要があります。
多少の使用感があっても、機能に問題がなければ自転車買取専門店やパーツ専門店で買い取ってもらえる可能性が高いです。
査定に出す際は、泥や油汚れをきれいに落としておくと印象が良くなり、査定額アップにつながることもあります。
たとえ数百円であっても、処分費用がかかるどころか現金化でき、次のパーツ購入の資金に充てられるのは大きなメリットです。
鉄やアルミとして資源価値がある金属パーツはスクラップ業者へ持ち込む
ブランド価値がつかないような錆びたフレームや、事故で曲がってしまったホイールなどは、自転車店での買取は難しいでしょう。
しかし、これらは「鉄」や「アルミ」、「ステンレス」といった金属資源としての価値を持っています。
近隣に金属スクラップの買取業者があれば、そこに持ち込むことで重量に応じた金額で引き取ってもらえる場合があります。
特にアルミ製のフレームやリムは、鉄に比べて単価が高く設定されていることも少なくありません。
ゴミとして出せば有料となるものが、資源としてリサイクルされる上に無料、あるいはプラス収支で処分できる賢い方法です。
分別が面倒な場合や大量にパーツがある場合は不用品回収業者を活用する
引っ越しや大掃除などで大量のパーツが出てきた場合、一つひとつ素材を確認して分別したり、粗大ゴミの手配をしたりするのは大変な労力と時間を要します。
タイヤとホイールが組み付いたままの状態や、様々な素材が混在しているパーツが大量にあるなら、民間の不用品回収業者を利用するのも一つの手です。
費用はかかりますが、分別作業や運び出しの手間を一切かけずに、自宅まで回収に来てくれます。
即日対応してくれる業者も多いため、時間を優先したい場合や、自力での運搬が困難な場合には最適な選択肢となるでしょう。
まとめ
自転車パーツの処分は、まず素材とサイズを確認し、自治体のルールに沿って「可燃」「不燃」「粗大ゴミ」に分けるのが基本です。
ゴムやプラスチックは小さく切れば可燃ゴミになることが多く、金属類は不燃ゴミ、大きなものは粗大ゴミとして処理します。
一方で、有名メーカーのパーツは専門店へ売却し、破損した金属パーツはスクラップ業者へ持ち込むことで、処分コストを抑えることが可能です。
もし大量のパーツがあり分別が困難な場合は、不用品回収業者に依頼することで手間を省けます。
パーツの状態や量に合わせて最適な方法を選び、スペースをすっきりと片付けましょう。
投稿者プロフィール

- 不用品回収・買取アドバイザー
- 名古屋の不用品回収・買取サービス「クリーンスタッフ」で情報発信を担当しております。長年にわたり不用品回収業界に携わり、引っ越しや遺品整理、ゴミ屋敷清掃など、さまざまなケースに対応してまいりました。不用品の処分に関するお役立ち情報を発信し、お客様がスムーズかつお得にご利用いただけるよう努めております。また、環境負荷を減らすリサイクル・リユースにも力を入れ、持続可能な社会の実現を目指しております。
最新の投稿
不用品回収コラム2026年1月5日家電リサイクル券の購入記入から正しい使い方まで処分方法別に解説
不用品回収コラム2026年1月1日不用品の買取対象品目を解説失敗しない業者選びのポイント
不用品回収コラム2025年12月28日遺品整理の費用相場はいくら?料金を抑えるポイントと悪徳業者対策
不用品回収コラム2025年12月24日引越し荷物処分に困らない賢い方法とスムーズな段取り
サービス内容
不用品回収
料金
選ばれる理由
作業実績
感染予防対策について