故人を亡くし、骨壷の処分に困っている方も多いのではないでしょうか。
大切な故人の遺品である骨壷を、どのように処分すればいいのかわからない、マナー違反にならないか不安に感じている方もいるかもしれません。
今回は、骨壷の処分方法について、手順や注意点などを紹介します。
骨壷の処分方法
骨壷の処分方法は、大きく分けて3つあります。
1: 自治体への不燃物として出す方法
多くの自治体では、骨壷を不燃物として処分することができます。
ただし、回収場所に出す際は、人目につかないよう、骨壷の形が分からなくなるくらいに砕く必要があります。
特に故人の名入りの骨壷は、名前が判別できないように完全に砕いて処分することをおすすめします。
2: 専門業者へ依頼する方法
自分で骨壷を処分することに抵抗がある場合は、処分を請け負っている葬儀社や石材店などに依頼する方法もあります。
また、不用品回収会社に依頼する方法もあります。
当社では、事前に無料お見積りをしております。
お困りの際は、お気軽にご相談ください。
3: 寺院へのお焚き上げの依頼
寺院によっては、「お焚き上げ」として、供養をしてから処分をしているところもあります。
故人の菩提寺がある場合は、まずは相談してみるのも良いでしょう。
処分する際の注意点
骨壷を処分する際は、騒音や怪我への注意、個人情報の保護など、いくつかの点に注意が必要です。
1: 騒音に注意
骨壷を砕く際には、大きな音が発生します。
特に集合住宅にお住まいの場合は、周囲の住民に迷惑をかけないよう、時間帯に配慮しましょう。
2: 怪我に注意
骨壷は硬く丈夫にできているため、砕く際には力が必要です。
やみくもに砕こうとすると、破片が飛び散って怪我をする恐れがあります。
砕く際には、新聞紙などに包んで、厚手の袋に入れるなどして、安全に配慮しましょう。
3: 個人情報に注意
骨壷には、故人の氏名などが書かれている場合があります。
名前が判別できないように、特に細かく砕く必要があるでしょう。
または、砕く前に油性ペンで氏名の部分を塗り潰してから砕く方法もあります。
まとめ
骨壷の処分方法は、自治体への不燃物として出す方法、専門業者へ依頼する方法、寺院へのお焚き上げの依頼などがあります。
それぞれの方法には特徴や注意点がありますので、故人の遺志を尊重し、ご自身の状況に合わせて適切な方法を選びましょう。
処分する際は、騒音や怪我への注意、個人情報の保護など、マナーを守って行うことが大切です。
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